こんな季節だからこそ

こんにちは!「看護の王国」訪問看護ステーション鶴見、看護師の工藤です。

入梅空のうっとうしい季節となって、毎日どんよりした空ばかりですが、低気圧に負けないように、いつも元気に明るく笑顔でいるよう心掛けています。

とはいえ、梅雨時期の訪問看護師にとっては、雨具の着脱や、寒暖差にパーカーも着たり脱いだり
・・・自分の体調管理も必死です。

訪問看護でよくあるこの時期の体調不良

また、梅雨のこの時期にご利用者様の体調不良も多くみられることがあります。

この時期に起きやすい体調変化というと、頭痛(頭痛がひどい方は肩こりや眩暈の症状を伴うことも)
食欲低下・嘔吐・下痢(消化器症状)、眠気・易疲労感・倦怠感、慢性疼痛の憎悪、喘息発作、癲癇の
痙攣発作、アトピーや皮膚疾患などなど・・・。

梅雨時期の体調変化の原因は、気温の寒暖差や低気圧による自律神経のバランスの乱れ、副交感神経が優位となり、体や脳がリラックスモードに移行することで倦怠感、眠気などが強くなり、免疫力は低下するようです。

また、湿度が高くじめじめした状態が続くと、水分代謝や消化吸収機能が乱れて消化器症状が出やすく、食中毒の発生なんてリスクもあります。

ご利用者様の特徴としてエアコンを嫌う傾向にあり、高温多湿の住環境も多く、ベッドサイドの飲料水や食べ物を確認したりするのも訪問看護師あるある場面かもしれません。

体調不良の予防

ご利用者様の体調不良の予防、ケアはもちろんのこと、訪問看護師自身のケアも大切です。

この時期からの入浴介助などは大量の汗で雨に打たれたようになり、ご利用者様が心配してくださり「つぎ、お風呂どうぞ。」と有難いお言葉を頂戴することも・・・

車中はエアコンが効く前に次のお宅に到着、危うく脱水症状になりかねないため、給水・排水(トイレ)のマネジメントも大切です。

梅雨明けが楽しみ

訪問看護はこの四季の移ろいの中で、季節を感じながら楽しみや喜びを味わうことができる仕事です。

そして感じたことをご利用者様と共感し合えることがまた嬉しいのです。

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