訪問看護で重要な「信頼関係」を築くポイントは?

  看護の王国 訪問看護ステーションの平田です。

訪問看護では、利用者さんとご家族との信頼関係が何より重要!

信頼関係がなければ、本音を聞くことも適切なケアを提供することもできません。
毎回の訪問の原点にあるのは信頼関係です。
そもそも、信頼していただけなければ契約することもできません。

今回は訪問看護において信頼関係を築くためのポイントについてお伝えしたいと思います。

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信頼関係を築くために必要なことは…

1.傾聴する

利用者の話に耳を傾け、共感することが不可欠です。
ただ黙って聞くだけでなく、理解した内容を確認しながら、さらに詳しく聞き出すことが大切です。

相手の気持ちを分かってくれる、信頼できる存在と感じてもらえるでしょう。

2.表情豊かに接する

人は基本的に人間味のある人、表情が豊かな人を好みます。

利用者さんも同じ。

訪問時には緊張しがちですが、リラックスした表情を心がけましょう。
表情が豊かなスタッフは話しやすいものです。

3.質問に誠意を持って返答する

返答が曖昧だと、無能だと思われがちです。
すべての質問に的確に答えられなくても、「次回調べてお答えします」と即座に伝えることが重要です。

小さな疑問でも誠実に対応することは信頼に直結しています。

4.素直な意見を示す

利用者さんに共感するだけでなく、看護師自身の率直な意見も示しましょう。
一方的に押し付けるのではなく看護師の視点を加えることで、より適切なケアを提供できます。
結果として利用者さんからの信頼を重ね、よりよい生活への支援ができるのです。

 

このように、利用者さんとの信頼関係を築くためには、利用者さんに寄り添いつつ訪問スタッフとしての見識を示すことも大切だと思っています。
信頼関係は日々の支援を続けるなかで、自然に積み上がっていくもの。
信頼のおける訪問スタッフになることで、より深く利用者さんと関わり、よりよいケアにつながるのではないでしょうか。

 

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