「待っていたよ」訪問看護のやりがい

  看護の王国 訪問看護ステーションの平田です。

 

訪問看護の現場では、日々様々な出会いがあり、喜びや感動、そして時には困難に直面することもあります。

そんな中、先日とても温かい気持ちになった出来事がありました。

以前から訪問させていただいている80代の女性のご自宅に先日伺った時のこと。

玄関のドアを開けると、満面の笑みで「昨日から来てくれるのを待ってたよ」とのお言葉。

この一言が、私の胸に温かいものを灯してくれました。

心待ちにしてくださっていたことへの喜びはもちろん、訪問看護という仕事を通して誰かの生活を支え、笑顔に繋がっていることを実感できた瞬間でした。

この方は、長年ご自宅で療養生活を送られており、訪問看護は生活の一部となっています。
普段の訪問時には、定期的な健康チェックや処置だけでなく、世間話や趣味の話など、他愛のない会話も大切にしてきました。

その積み重ねが、信頼関係を築き「待っていたよ」という嬉しい言葉に繋がったのだと感じています。


訪問看護の仕事は、決して楽ではありません。

体力的な負担はもちろん、利用者様の心身に寄り添い、時にはご家族のケアも必要となります。

それでも、利用者様の笑顔や感謝の言葉に触れる度に、この仕事のやりがいと使命を再確認することができます。

「昨日から来てくれるのを待ってたよ」

この言葉は、私にとって宝物のようなものです。

この言葉を胸に、一回一回の訪問を大切に、利用者様の生活を支えていきたいと思っています。

訪問看護は人と人との繋がりを大切にする仕事です。

これからも、利用者様との信頼関係を築きながら、笑顔があふれる時間を共有できるよう、日々精進していきます。

そして、このブログを読んでくださっている皆様にも、訪問看護という仕事の素晴らしさや、その中で働く看護師の想いが少しでも伝われば幸いです。

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