訪問看護に電話は必須!より良いコミュニケーションに活用を

  看護の王国 訪問看護ステーションの平田です。

最近、訪問看護でもデジタルツールが導入されています。

当ステーションも、カルテ、勤怠管理、情報共有など様々な電子化をすすめていて、スタッフの負担軽減を目指しています。

とはいえ。

訪問看護では電話対応は非常に重要な業務の一つです。

利用者さんやご家族、医療機関との連絡手段として欠かせないツールであり、適切な対応が求められます。
今回は、訪問看護での電話対応のメリットとポイントについてご紹介します。

電話ならではのメリット

1,声で深まる関係構築

直接会話することで、相手の人柄や状況をより深く理解することができます。
電話でのコミュニケーションは信頼関係の構築に役立ち、より良いケアの提供につながります。

2,素早い連絡

緊急時や急な変更が必要な場合、電話は即座に情報を伝達できる手段として優れています。
患者さんの状態変化や予定の調整など、迅速な対応が求められる場面で特に有効です。

3,微妙なニュアンスを伝えられる

ニュアンスや感情を伴う内容は、文字だけでは正確に伝わりにくいことがあります。
電話では声のトーンや間合いを通じて、より豊かなコミュニケーションが可能になります。

電話対応のポイントは?

とはいえ
「正直、、電話は苦手だな…」という方もいるでしょう。
ココからは電話対応のポイントです!

1,定型文を決める

「〇〇訪問看護ステーションの△△です」など、基本的な挨拶や自己紹介の定型文を決めておくことで、スムーズな会話の開始が可能になります。

2,事前に伝える内容をまとめておく

電話をかける前に、伝えるべき内容を整理しておきましょう。
要点をメモにまとめておくことで、漏れのない効率的な情報伝達が可能になります。

3,大きくゆっくり話す

明瞭でゆっくりとした話し方を心がけましょう。
特に高齢の利用者さんやご家族との会話では、聞き取りやすさに配慮することが大切です。

重要な情報は繰り返し伝えるのも効果的です。

4,メモは必須!

相手の話を注意深く聞き、重要な点はメモを取りましょう。
後で情報を確認したりスタッフと共有する際に必要になります。

5,相手が切るまで待つ

会話の最後まで丁寧に対応することが大切です。
相手が電話を切ってから受話器を置くことで、最後まで相手を尊重する姿勢を示すことができます。

電話対応は「慣れ」

初めは緊張したり、うまく対応できないと感じることもあるかもしれませんが、経験を重ねるごとに自然と対応力が身についていきます。
一つひとつの電話をコミュニケーションの機会と捉え、積極的に取り組んでいくことが大切です。

電話対応は訪問看護師の重要なスキルの一つです。

利用者さんやご家族、医療機関との円滑なコミュニケーションを通じて、より質の高いケアの提供を目指していきましょう♪

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