訪看ナースの悩み「家庭と仕事の両立」

  看護の王国 訪問看護ステーションの平田です。

訪問看護に挑戦するママさん看護師に多い悩みが”家庭と仕事の両立”かも知れません。

今回は、そんな訪問看護と家庭や子育てとの両立について考えてみたいと思います。

【優先順位と自分の基準】

看護に限らずかも知れませんが、仕事と家庭の両立に必要なのは「完璧を辞める」ことです。
どんな人にとっても1日は24時間しかありません。

まずは毎日行うべきと思っていたものが、本当に毎日必要なのか、という見直しからしてみてはどうでしょうか。

掃除は毎日しなくても大丈夫かも知れませんし、ご飯を炊くのもまとめてできるかも知れません。
片付け、掃除、洗濯、食事の支度などの家事だけでなく、お子さんの行事、地域のお当番などたくさんのタスクがあると思いますが、自分でなければ出来ないこと、自分が行うべきことは何でしょうか。
特に、お子さんが小さいうちは、仕事も子供も家事も…といろいろと抱えてしまう方も多いものですが、誰かに任せたり、利用できるサービスはないでしょうか。

洗濯や掃除は家族が担当して自分の家事負担を減らすとか、食材宅配を利用して食事準備の時間を短くするとか。

自分にとって、自分だからこそできることや自分がやってあげたいことは何なのか、を考えてタスクを分けていくと良いと思います。

優先順位は人それぞれ。

自分の基準で優先順位をつけてみてはどうでしょうか。

【仕事を持ち帰らない】

業務に関する作業は業務時間内に終わるように工夫するのも有効です。

訪問看護の場合は電子カルテ化だったり直行直帰システムだったりしてプライベートと仕事の境目が曖昧になってしまうこともあります。

後で記録しよう、と思うとプライベートの時間まで仕事をしなければならないという状況になってしまいます。

家でもやるべきことが多いママさん看護師さんの中には”子供を寝かしつけたら記録しよう”と考えがちですが、時間制限を設けて業務時間内に記録まで終えてしまう、と決めることでスキマ時間を記録に当てることもできるかも知れません。

自分の時間も上手に確保しながら、家族とのコミュニケーションも犠牲にしないように働く。

これが。訪問看護を長続きさせるコツの一つだと思います。

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