外来リハビリと訪問看護のリハビリの違いとは?

  看護の王国 訪問看護ステーションの平田です。

訪問看護で提供する「リハビリ」

当事業所でも理学療法や作業療法などのスタッフが、日々様々なリハビリを提供しています。

今回は「在宅で行うリハビリ」と「病院のリハビリ」についてお話してみます。

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外来リハビリと訪問看護リハビリには、いくつか大きな違いがあります。

1つ目は提供内容の違いです。

外来リハビリは医療機関で行われるため設備が整っており、理学療法士などによる治療に加え物理療法機器の利用も可能です。

一方の訪問看護リハビリは、利用者宅を訪問し生活の場で直接的な支援を行います。

物理療法機器は使わず、自宅や生活圏内に備えられた環境を利用して利用者さん一人ひとりの生活にカスタマイズしたリハビリを行います。

2つ目は利用できる疾患の違いです。

外来リハビリは脳血管疾患や運動器疾患など、診療報酬で定められた疾患に限定されます。

一方の訪問看護リハビリは、訪問看護指示書さえあれば疾患の種類は問われません。

3つ目は利用期限の違いです。

外来リハビリには疾患別に設定された期限があり、それを超えると原則提供できません。

一方の訪問看護リハビリには期限はなく適切に計画を更新していれば継続利用できます。

たとえば、利用者さんの自宅から実際に買い物に行くスーパーまでの道のりを確認しながらリハビリを行うこともあります。

道路の段差や歩行者ゾーンの広さ。

人通りの多さや横断歩道の位置。


訪問看護のリハビリでは、生活する場面で直面しそうな問題点を考えながら支援することができますから「安全に安心して暮らす」ためのサポートになります。

そのうえで、もしも利用者さんがデイサービスなど他のサービスも利用している場合は、包括的に把握する必要があります。

今後も在宅リハビリを取り巻く環境は変化が予想されるため、最新の情報を入手しておくことが重要です。

看護の王国でも、もちろん訪問リハビリは可能です!

自宅療養で自分にピッタリのリハビリがしたい!という方は、ぜひ一度お声掛けください!


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