施設看護と介護の役割

こんにちは!「看護の王国」訪問看護ステーション鶴見、看護師の工藤です。

自宅療養を継続したい思いはあっても、様々な事情があり療養の場を移られるご利用者様もいらっしゃいます。

直営の介護の王国は住宅型有料老人ホーム、19床、19名のご利用者様が入居されています。

介護の王国は、訪問診療医と連携し、訪問看護と訪問介護を組み合わせ、他の在宅系サービスとも連携し、医療依存が高くても安心して療養いただけることが特徴の施設です。

ご入居されているご利用者様の平均介護度は要介護4.2、さらに特別管理加算(留置カテーテルや医療機器管理など、看護師による特別な管理が必要な利用者様に対して計画的に管理が行われている場合に加算)の算定率が47.4%医療保険を使っての訪問看護サービス提供率は30%以上となっています。

今後、どの施設入居においても医療と介護の双方のサービスを必要とする中重度の要介護高齢者の増加が見込まれています。

施設の看護・介護への期待としては、「医療依存度の高いご利用者様へ、尊厳を保持し自分らしい日常生活を送れるように、多職種が協働したチームで、安全で質の高いサービスが切れ目なく提供されること」が望まれており、そのためには看護職と介護職等が互いの役割を理解し、尊重し、円滑に連携することが求められています。

介護の王国にお住いのご利用者様への訪問看護の役割は、看護サービスのみならず介護職との日ごろからの情報共有、現場での介護職からの相談等に応じ、指導・教育等なども重要な役割といえます。

訪問看護よりも頻回に介入することの多い介護職の質が上がれば看護職のサービスのパフォーマンスが向上していき、ご利用者様にとってより快適に安心して療養ができる環境が提供できます。

介護の王国、看護の王国の連携を今後も充実させていく方針です。

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